Lesson9 冬の管理 ③意外な落とし穴
ここでは初心者の方や、観葉植物をよく可愛がられる方にありがちな冬場の意外な落とし穴をお伝えします。
● 日差しがあり暖かな日中は、外に出して日光浴させましょう。 ⇒ NG!
絶対にしてはいけません。冬場、人が暖かく感じたとしても外気温は10℃そこそこ。観葉植物にはとっては過酷な条件です。風があればなおさらです。
葉についたホコリを落としてあげるために屋外にだしてシャワー浴びさせてたり、決してしないでください。春まで待ちましょう。
やむを得ず外に出す場合は短時間に済ませます。
● 部屋の設定温度は25℃。冬でも半袖でいられるぐらい暖かです。だから表面が乾いたらすぐに水をあげましょう。 ⇒ NG!
日中暖かい室内でも夜間にはどうしても気温下がり、植物の成長も蒸発散も少ないのです。表面が乾いたらすぐに水をやるは、水のやりすぎ → 根腐れ につながります。
冬の水やりは、表面がカラカラに乾いてから が基本です。 (Lesson5)
● 部屋は床暖房がきいているので観葉植物にも安心です。 ⇒ NG!
足元から暖まる床暖房ですが、床の暖まる部分と暖まらない部分(熱線が敷いてある部分とそうでない部分)をチェックしましょう。
床の暖まる部分に観葉植物が置いてある場合は要注意です。鉢内が植物にとって以上に高温になり根腐れをおこします。また、鉢の表面は湿っているのに、根の先端部分(鉢の底のほう)は乾いてしまい水切れをおこすことになります。
熱線のない部分に移動するか、鉢と床との間に隙間を作るようにしましょう。